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2013/03/02

水と遊び・水を知り・水に習う (44)

昨日は3月下旬の暖かさで、突然着ているものが重さを感じる日だった。
日向の木の芽や土手の草花が扉を蹴破ったように飛び出してきた。
この時期いつ咲き出そうかと様子を伺っている梅の花もパッツと咲いたようだ。朝の散歩では数えるほどだった花びらも、午後の時間には4歩咲きまでになっていた。
梅の木はかすかな香を附近に漂わせて、寒風の中じっと耐えている。
花が咲いても華やかにならず、いつの間にか散って薄汚く名残を残している。
年数が経っても巨木にならず、豊かに枝を張って、威張っていない。
そんな梅の木が好きで、梅林を訪ねる時期が来た。